SQLServer   SQL Server 2008 Express入門
  2011/05/04


SQL Server 2008 Express入門

SQL Server2008の無償版、Express Editionを使ってみました。

  1. インストール自体は、Visual Studio 2008 Express Edition(SP1) のインストールと一緒に行われたものを使うことにしました。
  2. ただし、VS2008がSP1でも、一緒に入ったSQL Server2008はSP未適用のようでした。 そこで「SQL Server インストールセンター」を起動し「更新プログラムの検索」 でWindows Updateを開くと「SQL Server 2008 SP1」がオプションとして選択可能だったので選択し、 インストールしました。(完了後PCの再起動が必要)
  3. VS2008に同梱にSQL Serverでは、便利な管理ツール「Management Studio」が入っていません。 マイクロソフトのサイトでは、SQL Server 2008 Management Studio Express も無償で配布されているのですが、 これをダウンロードして起動しても「SQL Server インストールセンター」 が開くだけで、そこから先の進め方がわかりませんでした。
    そこで、 SQL Server 2008 Express with Tools (これも無償)を別途ダウンロードして起動します。 同様に「SQL Server インストールセンター」が開くので、 「インストール」⇒「インストールまたは機能の追加」(本当のメニュー名はもっと長い) を選び、インストール対象を選ぶ際に「データベースエンジン」のチェックは外し、 「基本ツール」を選択状態にしてインストールすれば、 既存のデータベースエンジンはそのままに、Management Studioだけを追加できました。
  4. SQL Serverでは、インストールと同時にインスタンスが作られるので、 その中にまずデータベースを作り、 その中にテーブルなどのオブジェクトを作っていきます。 これらの操作は全てManagement Studioで行えます。 コマンドライン・インターフェースとして、sqlcmd.exeというものもあります。
    sqlcmd.exeは、初期設定で単に「sqlcmd」と打って実行すれば、 ローカルPCのsqlexpressインスタンスに接続します。 これを変更したければ「sqlcmd -S mycomputer\sqlexpress」
    と、SQL Serverのサーバを-Sオプションで指定して起動します。 (-sは駄目で、-Sと大文字にしないといけません)
    プロンプトが出るので、 最初に「use ssdb」などと自分で作成したデータベース名を指定して「go」と打てばデータベースが選択状態になります。 そこでSQL文を入力し、「go」と打つことでSQLを実行します。 exitで終了できます。
    また、OracleのSQL*Plusの"@"のように、SQL文をテキストファイルにしておき、 それをコマンドラインから-iオプションで指定して一括実行させることもできます。
    「sqlcmd -S mycomputer\sqlexpress -i myscript.sql」のような感じです。
  5. また、「ローカルPCからWindows認証」という形以外に、 TCP/IPを利用してSQL Server認証でリモート接続できるようにする設定も可能です。 それを行うには以下の5つの手順が必要です。
    まず、TCP/IPを有効にします。
    「SQL Server 構成マネージャ」で、プロトコル「TCP/IP」を有効にします。
  6. また、TCP/IPは初期状態では「動的ポート」になっています。 他の主なRDBMSと同様、固定のポート番号にするには構成マネージャで 「TCP/IP」をダブルクリックし、一番下の「IPALL」の「TCP/IP動的ポート」を空欄にし、 「TCP/IPポート」に1433(SQL Serverの標準的な固定ポート)を入力します。
  7. SQL ServerはWindows認証とSQL Server認証が可能ですが、 インストール時点ではWindows認証のみが有効になっています。 SQL Server認証を有効にするには、Management Studioでインスタンスを右クリック ⇒「プロパティ」の「セキュリティ」を選び、 「サーバー認証」を「SQL Server認証モードとWindows認証モード」 に変更します。
  8. 上記の設定変更を有効にするため、SQL Serverを再起動します。
  9. また初期状態では、Windows認証のユーザがいるだけで、 SQL Server認証で入れるユーザが誰もいないので、 Management StudioにWindows認証でログインし、「新しいログイン...」 でSQL Server認証で入れるユーザとパスワードを登録します。 必要ならば(って普通必要ですが)そのユーザが自分でテーブルなどのオブジェクトを作るなり、 他ユーザからGRANTを受けるなりして、アクセス可能なオブジェクトを作っていきます。

  もくじ
SQLServer   (C) 2002-2011 MISUMI URANO (2010/01/09 - 2011/05/04)